筋トレと有酸素運動(カーディオトレーニング)、順番はどっちが先?
トレーニングを行っている人は、その多くが筋肉を増やしつつ脂肪は減らしたいと考えていると思います。
脂肪を減らすためには「摂取カロリー<消費カロリー」を守ることが必須です。
摂取カロリーは食事で調整できますが、健康的に脂肪を落とすには消費カロリーを増やす、イコール「有酸素運動(カーディオトレーニング)」が効果的です。
しかし、筋肉を増やす「筋トレ」と脂肪を減らす「有酸素運動」を組み合わせる場合、やり方を間違えると効果を損ねてしまいます。
筋トレと有酸素運動はどっちが先?
筋トレと有酸素運動を別の日に行えば、順番を気にする必要は無くなります。
けれど、忙しい中時間を割いてジム通いする中で、わざわざ有酸素運動だけの日を作るのは難しいでしょう。
1日の中で、筋トレと有酸素運動はどちらを先にしたほうが効果的でしょうか。
トレーニングの目的が「筋肉を増やす > 脂肪を減らす」であるなら、順序は
- まず筋トレ
- 次に有酸素運動
です。筋トレを有酸素運動より先に行いましょう。
筋トレと有酸素運動の効果的な組み合わせ(順序)には諸説ありますが、現在は、
筋力トレーニングを先に実施し、中性脂肪の分解が十分に進んだ状態で有酸素運動を行なった方が、より効果的に体脂肪を燃焼させることができる。
との見解が有力となっています。
逆に有酸素運動を先に行うと、成長ホルモンの分泌が抑制され、筋トレの効果が減少することが確認されています。
ただし、筋トレ前のウォーミングアップとして5分程度の軽い有酸素運動は怪我の防止に有効です。
有酸素運動の時間配分は?
筋トレと有酸素運動を続けて行う場合、時間配分にも注意が必要です。
有酸素運動は脂肪を燃焼してくれますが、筋肉の成長を抑制します。
そのため、長時間の有酸素運動はせっかくの筋トレの効果を減らしてしまいます。
筋トレと有酸素運動は可能な限り別日に行った方が効果的ですが、
時間の都合で同時に行う場合には、有酸素運動を30分以内に抑えるのが効果的です。
運動は「継続」が大事
筋トレも有酸素運動も、その都度の運動量よりも「継続」することが大事です。
数回、頑張っても体の見た目は変わりません。
こつこつと継続して続けることで、やがて目に見える変化が出てきます。
この「継続」することにコツや秘訣はあるのでしょうか?
モチベーション(やる気)は、運動を始めるときは高くても、その日の気分で増減します。
運動を続けても効果が見えないと一気に下がり、途中でやめてしまう事も多いでしょう。
モチベーションに左右されない、「継続」に最も効果的な手法は「計画と記録」です。
いつ、何をするか、という計画を立てることで、その日のモチベーションに左右されず、疲れたり落ち込んだりして重くなった腰を押し上げてくれます。
いつ、何をやったか、という記録をすることで、努力や効果が「見える」形となって「これだけやったのだから、もう少し続けてみようかな」と、止まりそうになった歩みを引っ張ってくれます。
「計画と記録」によって、ともすれば挫折してしまう運動が習慣化されます。
「計画と記録」するアプリを使おう
一口に「運動の計画と記録」と言っても、紙にペンで計画をたて記録するのは容易ではありません。
運動の計画を立て記録し、習慣化するためにはスマホのアプリが大変役立ちます。誰もがスマホを常に持ち歩き、ジムに行くときの必ず携帯しているでしょう。
筋トレアプリは重量の負荷や回数を記録し、その効果を測る総負荷量(トレーニングボリューム)を計算・可視化してくれます。
また、有酸素運動を記録するアプリは、運動時間をカウントし、消費カロリーを計算・可視化してくれます。
さらに、アプリの中には「いつ、何をするか」といった計画をあらかじめ設定し、メニューを自動設定してくれるものもあります。
ジムに行ったら、自動設定されたメニューをこなすだけ。前回何をやったかのか、今日は何をする日だったか、面倒なことをいちいち考える必要はありません。
モチベーションが下がった日でも、ここまでお膳立てしてくれれば「続ける」気力が湧いてきます。
筋トレと有酸素運動に対応したアプリ
筋トレと有酸素運動、それぞれ別のアプリを使い分けるのは面倒です。
ましてや、計画したその日のメニューを確認したり、過去の記録を確認する場合も、複数のアプリを交互に使うのは実用的ではありません。
筋トレアプリ「My Workout」を使えば、筋力トレーニングと合わせて有酸素運動も「計画・記録」することが出来ます。
ジムに着いてアプリを開くと、あらかじめ設定した計画に沿って、その日に行うトレーニングメニューが表示されます。
あとは、メニューに沿ってトレーニングを実施するだけで、トレーニング実施内容が記録されます。
有酸素運動にも対応した筋トレアプリ「My Workout」、
どうぞご活用ください。